2010年1月5日火曜日

postfix、procmailでメール振り分け設定①



postfix を利用していますが、通常メールの転送処理はホームディレクトリ直下にある「.forward」ファイルに設定し、対応します。今回は単純な転送でなく、メールのSubjectやFrom、CCなどのヘッダーなどをキーにメールを柔軟に振り分けて欲しいという要求があり、procmailでそれを実現した。
以下にメモ代わりとして残しておく。

1.通常,procmail は .forward で起動します。ホームディレクトリの .forward に以下を追加します。

" IFS=' ' && exec /usr/bin/procmail -f- exit 75"

ここでは/usr/bin/procmail としましたが、procmailのインストール先が違う可能性があるので、which procmail でprocmailがどこへインストールされているか?確認して、インストールされているパスを .forwardファイルへ記述してください。

2.ホームディレクトリに .procmailrc ファイルを作成し、そこへ処理を記述します。
私の場合は以下のようにしました。最初に環境変数を記述します。

MAILDIR=$HOME/Maildir/
DEFAULT=$MAILDIR
LOGFILE=$HOME/procmail.log
:0 c     #制御のはじまり :0ではじまります。Cはコピーで単純に転送でなくサーバへメールを残します。
* ^From:.*user@aaa.co.jp* #正規表現を記述します。ここの例では user@aaa.co.jp から届いたメールを処理する。
!aaa@gmail.com #aaa@gimal.comへ転送するという設定の例です。

●以下のURLを参考に設定しました。ありがとうございます
http://linux.kororo.jp/cont/server/procmail.php

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