2009年12月7日月曜日

Googleとニュース社(マードック氏)について

ここ最近話題になっている、Googleとニュース社(マードック氏)についてですが、以下のサイトに、これまでのニュースの背景、動きがまとめられています。

「新聞社が苦しいのはGoogleのせいではない」とシュミットCEO

News Corp.がGoogleに宣戦布告――その背景

大まかなながれは、ニュース社のサイトをGoogleインデックスからの排除宣言、ニュース社とマイクロソフトのBingとの提携の噂、Google検索経由で記事を無料閲覧できる回数を制限できる技術などが流れでしょう。これからどうなっていくのか注目です。

この二つのニュースを見ていてオオって思ったのはがいくつかあります。

(1)Googleがニュースサイトのリンクについている広告から獲ている収入はわずかと述べていることです。よく新聞社側はネットのニュースは、ほぼ従来までのマスコミ側からのニュースで、市民ブロガーなどのニュースは少ないという主張がありますが、それと矛盾するように思います。むしろ、ニュースというより娯楽や学術的なデータなど、ニュース以外のコンテンツがネット上の主役ということにニュース提供者は気付いてない(私も今まで意識していないかった)ように思います。

(2)私見だがとことわっているが、「ネット検索サービスへの記事配信は、ネット企業からの対価にせよ、読者への課金にせよ、当初から有料にしておくべきだったと考える。新聞社にとって記事の配信は、まさしく商品の販売なのだから。」まさしく私もそう思います。今更感になりますが、従来のマスコミがネットをよく分析せず、自分の商品をタダで提供したのが、間違いだったのです。これから有料にするには努力が必要です。

(3)有料のビジネスを創出しなければなりません。現在持っている紙の新聞、電子新聞、WEBページでの有料コンテンツ、無料コンテンツに付加される広告など、これからでも色々できることはあると思います。まずは、これまでのニュースは無料で広告収入だけでまかなうという考えから抜け出さないといけない。


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