2009年9月12日土曜日

Googleがマイクロペイメントを新聞業界へ働きかけ2

先ほど、Google checkout による新聞コンテンツのマイクロペイメントについてブログ書きましたが、色々調べていると、情報ありましたので追記します。
実際は、Googleから新聞業界へ働きかけたのではなく、NAA(Newspaper Association of America:アメリカ新聞協会)が複数の主要ベンダーへマイクロペイメントの提案を求めへのGoogleの返答がニュースになっているようです。ベンダーにはIBMやOracle、マイクロソフトもあります。また、以前このブログでも注目としてあげた、Journalism Onlineも入っています。下記URLが詳しいです。
http://www.defermat.com/journal/2009/000587.php
上記URLは非常によく分析されていると思います。私が以前述べたように有料化方法は記事単価(マイクロペイメント)に加え契約(subscription、固定料金)も必要になります。
あと、面白かったのは、無料コンテンツと有料コンテンツの二つのコンテンツの使い分けをどうするか?です。同じようなニュースが一方で無料で一方で有料というのは成り立たない。新聞業界での横のつながりが必要になってくると感じる。日本はアメリカほどまだ新聞界が危機的状況ではないので、なかなか困難だと思うが、いづれアメリカと似た状況になると思う。今から業界で対策を考えるべきだ。

追記です。面白い資料があったので、リンク追加しておきます。英文です。
ハーバード大学のNieman Journalism Lab(英文)
http://www.niemanlab.org/2009/09/google-developing-a-micropayment-platform-and-pitching-newspapers-open-need-not-mean-free/
Nieman Journalism LabにあるGoogleからの返答?(英文)
http://www.niemanlab.org/pdfs/Google.pdf

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